NSPウェルネス・ラジオ004|おしゃべりを紡ぐヨコ型・シェア型・参加型@秋田その2

NSPウェルネス・ラジオを多くの方々よりお聴きいただき、あたたかいメッセージもお寄せいただき、ありがとうございます!

第4回目は、NSP地域巡りシリーズ|秋田県にお住まいの会員さん|齋藤秀明さんと石井護さんよりヨコ型・シェア型・参加型を実践していただきました。(齋藤さん、石井さん、ありがとうございました!)

NSPウェルネス・ラジオ004 おしゃべりを紡ぐヨコ型シェア型参加型|音声mp3|23:30はこちらからダウンロード

地元の方からお寄せいただきました秋田県の魅力を藤原理事長と事務局の樋口のおしゃべりで紡いだ双方向のインターネットラジオ番組としてお届けします。 (通常は毎月の理事会にて収録、時々ゆるりと追加収録も行っていきます)

出演者|藤原直哉理事長・事務局樋口
(この番組は、2018年4月25日東京都内の日比谷にて収録しました)

◎齋藤さんおすすめ紹介|桜と菜の花ロード
・11キロメートルにわたり、桜が3,600本咲き誇っています。道路脇には菜の花が咲いています。
・桜並木の道路脇には駐車ピットが随所にあり、車を止めて花見と食事(持参の弁当:途中にコンビニもあります)を楽しめます。
・「大潟村桜と菜の花ロード」で検索すると、その日の開花状況が確認できます。

参考| 2018大潟村桜と菜の花開花情報

「秋田県観光ガイドパンフレット」を齋藤さんが送ってくださいました。
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参考| 秋田県観光文化スポーツ部観光振興課|あきたファン・ドッと・コム

◎石井さんおすすめ紹介|秋田県の9つの魅力
1. 秋田犬外交
フィギュアスケートの平昌五輪金メダリスト・ザギトワ選手(ロシア)は日本に滞在中、雑誌で見た秋田犬に一目ぼれした。それを知った秋田犬保存会がプレゼントすることになり、県民が燃え上がっています。2012年には、大の犬好きなプーチン大統領に秋田犬の「ユメ」を贈呈した経緯がありますので、ロシアとは外交チャンネルがあります。今後期待される、環日本海圏経済交流への貴重な財産となるものです。

2. 観光立県
観光で明るい話題は、クルーズ船寄港です。秋田港・船川港(男鹿市)にはダイヤモンド・プリンセス(定員2706人)が3回など、豪華客船が25回寄港しています。埠頭には専用ターミナル、港から秋田駅までの専用列車の運行と対応しています。県民が豪華客船と外国人に触れる賑わいが出てきました。

3. 田沢湖芸術村・劇団「わらび座」
田沢湖の近くにある「わらび座」は、劇団四季や宝塚歌劇団に次ぐ規模の劇団で、本拠地に「わらび劇場」という本格的な常設劇場を持ち、オリジナルミュージカル公演年間250ステージを行なうほか、7つの公演チームが国内、海外で年間約1200回の公演を行っています。田舎のミュージカルと考えては大間違いです。たざわこ芸術村として近隣町村の方々の協力を得て修学旅行や合宿旅行の生徒や職場からも、たくさんの体験学習(農作業体験 、踊り教室)開催で、人づくりに貢献しています。
参考| わらび劇場

4. プロバスケットボール「ノーザンハピネッツ」
プロバスケットボール「ハピネッツ」は、東京生まれの水野勇気が高校卒業後、米国に留学。帰国後、秋田県の国際教養大学(AIU)に入学し、交換留学で、オーストラリアの大学に留学し、スポーツマネジメントを学び、秋田で起業しました。常勝軍団作り上げ、スポーツイベントとして秋田を熱くしております。収益源はスポンサー収入、チケット収入がメイン、秋田は大企業が少ないため苦労はあるようですが、秋田県人では考えも及ばないことを、よそ者・若者が教えてくれた大きな成果です。
参考| 秋田ノーザンハピネッツ

5. シェアビレッジ町村
シェアビレッジ町村は、秋田県の辺境から始まる「村」の概念をひっくり返すプロジェクトです。古民家を再生し、日本の原風景を守るために、家の維持費をみんなで分け合う「シェアビレッジ」という仕組み。村民(会員)が古民家維持のために、自分のスキルを提供する「助太刀」という取組も行っています。「現地の人と都市部の人が協力して村を作っていく。新しい村づくりが始まっています」。若者の熱意が秋田に伝わり始めています。
参考| SHARE VILLAGE

6. グルテンフリーの「米粉」輸出
大潟村の「秋田こまち生産協会」は、国内のコメ消費が減る中、グルテンフリー食品は輸出の突破口として、米粉製品を欧米に売り込み大幅に輸出増加を図っています。欧米では小麦粉に含まれるタンパク質の一種「グルテン」を取らない食事療法が広がっているからです。製品は米粉パスタや米粉ギョウザなどです。コメ生産だけの秋田が、米粉の加工販売で軌道に乗ってきたことが明るい話題です。
参考| 秋田こまち生産協会

7. 風力発電
秋田の風力発電導入量は、単年では3年連続で全国1位。総量でもまもなく全国トップに躍り出ようという、驚くべき勢いを見せています。単にクリーンエネルギーを作ろうということではない。衰退しきった地域をいかに再生させられるか。消滅危険地域として警告を受けるほどの危機に瀕した秋田を新産業創出によって再生してみせる、県と地元住民の決意のプロジェクトです。
「世界に誇れる風力発電のメッカを目指す。研究成果やイノベーションは秋田から起こる。研究者、開発者、事業者が世界各国から集まってくる。“風の秋田”を作るのが夢」(地元・北都銀行)。部品製造だけでなくアカデミックな仕事を増やし、若い人が生き生きと働く地域社会を目指す(地元企業ウインディ)。景観に対する問題はありますが順調に進展しています。
参考| 秋田風力発電所ビューポイント|秋田市環境部環境総務課新エネルギー担当

8. 大曲の花火(全国花火競技会:大仙市)
大曲全国花火競技大会は、数ある花火競技会の中で「全国花火競技大会」と言えば当大会を指すほど、規模、権威ともに日本一の花火大会です。花火は10号玉の部と創造花火の部で競われます。
夏の一日で70万人の観客が押しかけていますが、「花火のまち」そして「大曲の花火」という全国に誇れる地域ブランドを活用し、様々な分野にまたがる発展軸を形成して地域を元気にしようとする、「花火産業構想」です。「大曲の花火」を核に、花火製造といった工業分野をはじめ観光分野、商業分野、農業分野などの産業分野に加え、文化や教育といった要素を有機的・複合的に組み合わせることで相乗効果を生む“新たな概念の産業”と定義し、着々と進行しています。
参考| 大仙市花火産業構想

9. 直売所「陽気な母さんの店」
直売所はどこにも数多くありますが、ご紹介するのは大館市の「陽気な母さんの店」です。 「胸を張って農業をしたい。おいしくて安全なものをつくり、地域に貢献したい」。そう思った秋田・大館の農家の母さんたちが、2001年にプレハブの直売の店舗を立ち上げ、その名も「陽気な母さんの店」。それから15年がたち、2億円を超える売上の株式会社へと成長した。新規事業を次々と立ち上げ、体験交流型直売所として、行政を巻きこんで、グリーン・ツーリズム事業にも乗り出す。全国の地方新聞46紙と共同通信が設けた「第8回地域再生大賞」の大賞に農産物の加工・販売に取り組む「陽気な母さんの店」が選ばれました。
参考| 陽気な母さんの店(中)体験メニュー 農業の魅力、積極発信|秋田魁新報社2018年2月8日 掲載

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皆さまからもご参加いただき、シェアしていただき、各地域の実像の衣食住を知る幸せ、未来を創る発想と行動をヨコにつなげていきましょう。

◎NSPウェルネス・ラジオ|おしゃべりを紡ぐヨコ型・シェア型・参加型
第1回|NSPウェルネス・ラジオ始めます!
第2回|NSP地域巡りシリーズ、秋田県&絵巻特集
第3回|NSP地域巡りシリーズ、長野県&絵巻特集

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