認定NPOとして認定の御礼とご寄付の所得・税額控除について

2013-11-22


いつも特定非営利活動法人(NPO)日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)でご活躍いただき、大変ありがとうございます。理事長の藤原直哉です。

会員の皆さんのご協力を得て進めてまいりました当法人の認定NPO化ですが、おかげさまで去る11月13日に「25生都管第2083号」として東京都から認定が出ました。


認定NPOというのは以前の法律では内閣府認可のNPOのことをよく言っていましたが、法律が既に変わっておりまして、現在では認定NPOというのは、広く市民からの支援を受けているNPOとして所轄庁から認定を受けたNPOのことで、わかりやすく言えば公益の増進のために不特定多数に対して幅広いご支援をいただきながら活動をしていると認定されたNPOのことです。

そして認定NPOに今年11月13日の認定日以降、寄付金を納めてくださった方は、一定の公式に従って所得控除あるいは税額控除ができます。

所得控除、税額控除の詳細は近日中にまたご案内をいたしますが、わかりやすく言えばご寄付をいただけば、その一定割合分、税金が安くなりますよということです。控除は個人でも法人でも可能です。

そもそもNPOというのは、法律に規定された20項目の公益の増進のための活動を行う団体です(特定非営利活動 (特定非営利活動促進法))。

それをよく見ると軍事以外の活動はほとんど何でもできるようになっていて、要するに政府がやっている公益増進のための仕事を政府に成り代わって市民が独自に行うことができますという趣旨なのです。

特に当NPOは現実的な日本再生戦略について総合的な政策の研究と提言を市民の力で本格的に行っているほとんど唯一の団体であり、今年4月に発表した政策提言は、まさに今の政府の運営に対する見事なまでの対立軸を提示しています。

21世紀の文明開化を基軸とする日本再生戦略(第1版)

そして寄付金に対する所得控除、税額控除ができるということは、ますます民衆力で政府にはできない公益の増進を本格的にやりなさいということであり、我々の使命は非常に大きなものがあります。

先日開催された当NPOの理事会でも今年度は、

  1. 産業再生研究会を設けて本格的な産業再生の方向と方法の研究と普及、そして教育を開始する
  2. までの各研究会の成果を踏まえて今年はテーマを決めて全研究会による合同研究会を年3回ないし4回開催し、これまでの活動によって既に基礎が固まった各研究会の力を一つに結集して大きな成果を出していく
  3. 来年7月上旬をめどに日本再生ポータルの第1回目を開催する。スイスで毎年開かれるダボス会議を参考に、我々が主張する日本再生戦略に沿った人や団体を結集して日本再生への行動を加速させていく

という大きな方針が決まりました。そしてNPOの趣旨に従って会員以外の不特定多数の方々にもますます勉強と参加の機会を広げていくことになります。

これからもますます皆さんの力を結集して日本再生を形にしてまいりましょう。本当に全体を考えているのは日本でも世界でも我々しかいないと思います。明るく楽しくみなさんで日本再生をしていきましょう。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

藤原直哉 拝