令和2年9月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(第56回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)

今月も引き続き、皆さまの安心安全確保を最優先させていただくため、収録音声(藤原理事長の時事解説・時局分析&会員さんからの事前質問・応答)とレジュメ・参考URLをお届けいたします。

音声mp3はこちらからダウンロード


(1)新型コロナは一進一退の状況
・再び感染者や重症者・死者が増えている国や地域がある
・後遺症の問題と血栓による脳卒中
・各自が抵抗力・免疫力をいかに高めてきたか

(2)安倍内閣が終わる
・利権の継承は菅内閣、竹中平蔵の金儲け
・自民党は古典的な派閥権力抗争に逆戻り
・メディアと世論は菅内閣に敵対的

(3)経済は恐慌がより鮮明に
・恐慌で物価の上がる国と下がる国がある
・中央銀行ミニバブルの行方
・倒産と失業の本格化
・中国と米国は底が抜けてきた
・世界に人道危機が広がりつつある

(4)米国はトランプ再選の可能性
・トランプは何をしようとしているのか
・鄧小平が世界に預言した中国の終わり
・金融、経済、外交、生活は大きな転換

(5)アフターコロナへの仕込みは進んでいますか?
・時代はヨコ型、エコとロハスと健康
・デジタリゼーションの核心はデミング革命
・立て分けと未来への指針

(6)日本再生の道しるべ
大テーマ:品質の国・日本の建設
健康・平和・文化国家日本の再生

健康立国推進の3大柱
・ストレスのない職場
・病気にならない生活
・安心できる社会インフラ

悪弊排除の5大柱
・日本国憲法の順守
・政治の透明化
・経営の民主化
・教育の自由化
・差別の解消

経済再生の5大柱
・市場原理主義からの国民の解放
・持続可能性の高い経済の構築
・果敢な革新と終わりなき改善の浸透
・地域経済の振興
・相互互恵の世界経済への参加

コロナ・ニューディール
・土地利用の全面的見直し
・デジタルとアナログの二本柱の確立
・管理システムの徹底的デジタル化
・アナログ能力の再開発による新しい品質の時代


参考
各サイト内でのデータ更新により、収録時との数字が違うこともありますので、予めご了承くださいませ。

日本におけるスペインかぜの精密分析/東京都健康安全研究センター

スペインかぜによる死亡者数の月別推移(実数)/東京都健康安全研究センター

新型コロナウイルス 国内感染の状況/東洋経済ONLINE

国内の発生状況など/厚生労働省

Genomic epidemiology of hCoV-19/GISAID

COVID-19 Morality Rate Trends in Countries and US States 20200902/Federal Reserve Bank of Cleveland

*上記ページ内のSeptember 02, 2020 Presentationをクリックしていただくと、該当資料(PDF版)がダウンロードされます。

Coronavirus Cases view by country/Worldometer

COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC India/Worldometer

COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC France/Worldometer

COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC Uzbekistan/Worldometer

COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC Vietnam/Worldometer

二階が牛見る菅「談合政権」の急所を撃つ/週刊文春

NASDAQ 100|NDX/Trading Economics

Factors Affecting Reserve Balances: Total Assets: (Less Eliminations From Consolidation): Wednesday Level /FRED Economic Research

U.S. Dollar/Trading Economics

Gold/Trading Economics

Inflation Rate|G20/Trading Economics

TDB 景気動向調査(全国)2020年8月調査/帝国データバンク

TDB 特別企画:新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査 2020年7月/帝国データバンク

家庭の貯蓄率、19年ぶり高水準/共同通信

鄧小平の国連演説 (1974年4月の国連第6回特別総会)/YouTube

タテ・ヨコリーダーシップ/藤原直哉

経営品質・経済構造の世界的進化/藤原直哉

*上記の資料データは、 2018年2月・平成30年度の衆議院予算委員会公聴会・公述人として藤原理事長が意見陳述した際の資料の一部です。


質問
収録前に、会員限定質問受付をしております。 ご質問をお寄せくださった会員の皆さま、ありがとうございました! (お寄せいただいたテキスト投稿原文のまま掲載しております)

  1. ノーベル経済学者のジョセフ・スティグリッツとブリッジウォーター創設者のレイ・ダリオ両氏は、パンデミックで経済が危機的状況にある今こそ格差問題を解決する機会であり、その施策としてベーシック・インカムではなく、ユニバーサル・ベーシック・キャピタルが良いと説いている記事を読みました。藤原先生はどのようにお考えになりますか?

  2. アメリカ大統領選での郵便などによる不正投票の事が問題となっていますが、日本の場合はどうでしょうか。以前はムサシ製の集計マシンの疑惑や地方選挙の時の創価学会員の住民票集団移転などがありましたが、現在はどうでしょうか。早くスマホ選挙やブロックチェーンを導入した投票のほうが、良いと思います。

  3. コロナ禍をトリガーに未曾有の財政出動になっています。日本とアメリカそれぞれの状況から、既に実行中のMMTの可否を如何思われますか。可であればいいのですが、否であれば日本国民にとっての問題点と世界経済における問題点、そして問題解決の方向や方法についてお考えをお聞かせ願います。

  4. 安倍首相がこの度、職を辞し、新たな首相がこれから選任されます。この際に先生は誰が首相、及び自民党総裁となり、またその政治家が首相になったあかつきにはどのような政治的・経済的な展開が来ると予測されますか。是非、藤原先生の見解をお聞かせください。

  5. もし菅が党総裁になったら日銀黒田は続投となるのでしょうか。安倍路線を継承するようですので。

  6. 安部政権継承を謳って勝ち将軍の如くの菅氏と仲間達。「売り上げが下がったら、クビ切りして固定費を下げる。これが常識であり、法則。」という経営者達。今いるタライの中で、横だけ見て、ガチャガチャと掻き混ぜ続けて生存競争の世界。 上の空(天)を観れば、共通の空(理念)が見えて、共存共栄の未来を築いて行けるだろうに、と感じます。 

  7. 以前、立憲民主党ができた時に、後は穏健保守の軸が必要という事でした。菅利権屋政権ができたとして短命に終わると思われます。その時に自民党が割れてそこからいよいよ本当の穏健保守の軸ができると思われますが、如何でしょうか。

  8. 政局ですが、新しい首相が9月17日に選出されたとして、実質の選挙管理内閣で早いところで新野党の体制が整わない9月解散10月総選挙の可能性はどうでしょうか。また竹中平蔵が全面に出てなければならないのは、利権屋勢力も末期状態だという事でしょうか。

  9. 日経平均がコロナ以前の水準に戻って株価だけが異常に高い状態で相変わらず日銀を始め官製相場です。その他の経済指標は全部悪化しGDPに至っては戦後最悪の落ち込み。そういう中で、菅義偉がこれから地銀の統合再編を促す事を明言。これは竹中・菅勢力がいよいよアベノミクスの後始末をせざるを得ないという事でしょうね。如何でしょうか。

  10. パソナは淡路島へ移転決定で事務所家賃を5/1にし社員の住居棟を設備し残りを給料にも還元するそうです。富士通・マイクロソフトとリモ-トワークに変えるなど企業の取り組みが目立ち、コロナ後の社会も人間中心のローカルでデジタルな社会とはいかないようですね。コロナの影響でもっと大きく経済が壊れないと人の意識変換は難しい様ですね。

  11. 日本がデフォルトする可能性はあるのでしょうか?また、もしもデフォルトになった際の対処法もお教えください。

  12. 中国で農作物が豊作であった(備蓄も1年分ある)と当局が言っているようですが、バッタや洪水等の影響でそうのような事態は正しいとは思えません。日本もこれから食糧難になっていくかと思われますが、全く日本政府もこのことには触れないようにしているようです。やはり自己防衛するしかないでしょうか?

  13. 新型コロナについて、ある程度確からしい私の経験や経過観察に則せば、いわゆる攻撃型免疫(医学が云う通常の免疫)システムが弱い人は重症化リスクが比較的低い。亡くなる方、あるいは重症化する方は免疫システムが強い可能性が高い。勿論この点はより精度高い検証が必要ですが、異種間コミュニケーションの重要な鍵になるように思います。

  14. タテワケとは、『高次元意識の人は、繊細な波動の人。低次元意識の人は、荒い波動の人。篩(フルイ)を通過する例えでいうと、「細かい粒子(波動の人)は、下→上、上→下に篩の目を通過できる。つまり、上界/下界の両方で自在に生きる。荒い粒子(波動の人)は、篩を通過できない為、下→上に行けず、片方の世界で生きる。』とも感じます。

  15. このコロナ禍の最中、現職持ちつつ転職活動を実施中。並行で、理事長の話を受け、未来起業や自立を考えてブログも開始中。いざ始めてみると「己に体験経験や知見が無いと、自分の文章は書けない」「読者から共感メッセージあると嬉しい」等、新しい学びを得ています。自立へ向けヨチヨチ出向の小舟の小旗には「絶対大丈夫、大成就!」と掲げ中。

  16. コロナ騒動のため、巨大企業の多くは生き残れるかどうかなのにアマゾンは売り上げを伸ばしてるとか。モンサントはどうでしょうか。今や軍産より金と力を持つ医療複合体の一つバイエルンと合併したのも戦略だったのかと思います。種子を支配せんとし、世界中の食の安全を脅かす企業でもあり、最も気になる企業の一つです。ご意見をお聞かせ下さい。

  17. 7/21開催NSPオンラインlIVEの質疑応答で、藤原先生はアフターコロナの世界は「一言でいえば、人間が神々しくなる。」とご回答されました。大変感動しました。藤原先生は「世界の大半の人たちがその素晴らしい世界に生きていると実感できるのは、だいたい何年ぐらい先」とお考えでしょうか?

  18. コロナ禍の中、9月に至り、会社毎に、だいぶ明暗がハッキリしてきたでしょうか?また、伸びている会社の特徴もハッキリしてきているでしょうか?例えば、『規模は小さなベンチャーでも、先々の夢をもって「IOTと農業、IOTと医療、微生物と農業」をやっているところなどは、元気である』というような傾向はみられるものでしょうか?


◆認定NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)は、NSP会員の皆さまからいただきました年会費・ご寄附 を原資にアーカイブづくりをしています。ありがとうございます。

私たちNSPのお仲間になってくださる方、活動にご賛同・ご寄附いただける方、応援してくださる方、いつでも大歓迎です!


\第17期(2019年10月~2020年9月)/
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18期以降も今後の感染状況などを鑑みながら、収録もしくは会場開催の判断をさせていただきます。

2020-09-05

藤原直哉


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